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今回読んだ本は清水克彦著『頭のいい子が育つ10歳までの習慣』です。
著者について
著者は清水克彦さん。専門分野は政治ですが、小・中学校受験の取材を通し、いち早く「父親力」の重要性を唱えたジャーナリストとして知られています。
中学受験を取材されたことがあるそうで、今回紹介する本の中にも実際に取材した内容が盛り込まれておりサクサク読み進めてしまいました。
内容
「子どもの学力は10歳までに決まる」
「10歳あたりまでの過ごし方がとても大切」。
こんな言葉を聞いたら、ドキッとしませんか?
「10歳は子供を伸ばすうえでの大きな分岐点。それまでに伸びる基礎を作っておくことが重要」という考えが、この本を執筆した出発点だと著者は述べています。
私事ですが、子どもが最近8歳になり、上に紹介した言葉がかなり的を得ているように思えました。
これまでは親の指示に(最低限のことを、仕方なく)従っていた息子でしたが、小学校3年生に上がり自分で考えてたことを突き進んで行動するように。親の意見など参考程度です。「自分で考えて行動する」ようになったのは喜ばしいことではありますが、明らかに失敗するのがわかる方向に突き進んでいくことも。進む方向が正しいかどうかは、幼いときの経験・体験が大きく影響するように思います。
ここで、皆さんに質問です。
ついつい、「うちの子、お勉強ができたら大丈夫!」と思って子育てしていませんか?
勉強ができても、たとえいい中学・高校・大学に行けたとしても。「生き抜く力」がないと将来自分の足で立って生きていくことはできないかもしれませんよ。
AIが進化していく中で、単純労働はどんどん減っています。「人間にしかできないこと」がより重要になってきています。
を育てるために、10歳までの親の関わりがとても大切なことをデータで検証されているのが本書です。
では、実際にどうやって10歳までに子どもに関わっていけばよいのか。
中でも「はみがきよし」というのが印象的でした。
- 「は」… 親が子どもと「話す」
- 「み」… 本物を「見る」
- 「が」… 「書く」
- 「き」… 親は「聴く」
- 「よ」… 親子で「読む」
- 「し」… 「調べる」
子どもとその日の出来事を話したり、博物館やスポーツ観戦・旅行で様々なものを見たり、日記を書いたり、話を聞いたり、読み聞かせをしたり、調べものを一緒にしたり。
いろいろなことに関心を持ち、調べ、それを自分で話し・書く表現力を身に着けていく。どんな職業にも応用が利きそうな能力ですね。
どこに行っても生きていく能力を身に着けることができそうです。
具体的な内容については、ぜひ本書を読んでみてくださいね。
感想
書かれていたエピソードの中で、私が一番心に残ったのは「父親が頑張る姿を子どもに見せる」という部分です。何度失敗しても、結果が出るまでやり続ける。そんな人が家族や身近にいたら、自分も頑張ろう!と思えますよね。素敵なお父さんなんだな、と思いました。
もちろん、そんなすごい結果が出たエピソードでなくてもいいのだと思います。父親が子どもにお仕事の話をするだけでも充分尊敬の眼差しで親をみてくれると思いますよ。
今回紹介した本はKindle Unlimited対象です(2023年5月現在)。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。