ワンダーボックスを2年間続けた体験談!話題のSTEAM通信教育をレビューします。

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STEAM通信教材、ワンダーボックス(WonderBox)をご存じですか?

我が家では息子が年長の1月からワンダーボックスをはじめました。小2の現在、続けて2年弱になります。いつも楽しみながら教材に取り組んでおり、次に届く教材をワクワクしながら待っています。今回は実際に2年間続けた感想と、ワンダーボックスの良いtころ、メリット、デメリットを本気レビューしたいと思います…!

WonderBox(ワンダーボックス)とは

WonderBoxとは、簡単に言えば低年齢向けSTEAM教育の通信教材です。対象年齢は4歳~10歳です。



 

以下、公式HPからの引用です。


決まったことを効率よくこなすよりも、新たな発想で何かを生み出したり、問題を解決することが求められる時代。

従来の知識詰め込み型の学びではなく、分野を横断するテーマや課題解決にわくわくしながら取り組む学びとして、「STEAM教育」が注目されています。(略)

ワンダーボックスでは、プログラミング、サイエンス、アートなどSTEAM領域の教材を通して、子どもたちの「知的なわくわく」を存分に引き出し、理系センスや創造力を育みます。

ワンダーボックス公式HPより)


 

今話題のSTEAM教育ですね。

STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をつなげた造語で、これら5つの領域を重視する教育方針のこと。(ワンダーボックス公式HPより)

 

我が家では学校の勉強では補えない分野、と思いWonderBoxを選択しました。

テーマは「思考力」と「想像力」。子どもの「なぜだろう?」、「こうしたらどうなるだろう?」という問いかけに対して、「やってみてもいいんだよ」「考えてみたらどうなるかな?」、と応援する気持ちで与えました。

ワンダーボックスをはじめたきっかけ

我が家は当初、Think!Think!アプリから入りました。Think!Think!というのはワンダーラボ社が提供するアプリで、ワンダーボックスのライト版といったところです。2020年春、コロナで小学校が軒並み休校になった際、お家で過ごす子どもたちへの支援としてワンダーラボ社がThink!Think!アプリの無償提供をはじめた、というニュースを見たのがきっかけでした。

当時幼稚園年長の息子がハマり、しばらくThink!Think!アプリを利用していましたが、年長の1月頃にWonderBox教材を知り、入会しました。Think!Think!の内容を知っていたからこそ、「これなら!」という思いで入会しました。

なぜ子どもにSTEAM 教育をさせたかったのか。それは自分のコンプレックスからでした。私個人の話なのですが、小中高と、成績は良かったんですよね。

でも大学へ行ったり、社会に出たりすると、発想力、行動力、思考力、地頭の違う人たちと出会い驚きました。入社したのは金融ベンチャー企業だったのですが、「ないなら新しいサービスを自分でプログラムして作ってしまおう」「全然違う案件同士をくっつけてみよう」「(規模に見合わない)大きなキャンペーンを張って知名度をあげよう」など、飛びぬけた人たちが多くいました。学校の勉強ができるだけでは到底追いつきません。

私にはそういう能力が全くなかったんですよね。それもそのはず、すべての事柄において、「それはどうしてなんだろう?」と考えたことがなかったのです。

子どもには深堀りして考えることができる人間になってほしい。自分の頭をフル回転させて、生きる道を探せる人になってほしい。そう思い、WonderBoxにたどり着いた、というところです。

ワンダーボックスの教材について

長くなりましたが、WonderBoxです。「アプリ教材」+「キット教材」で構成されています。毎月「キット教材」が届き、それに合わせてアプリの鍵を解除すると、新しい月のアプリ教材が使えるようになります。

アプリ教材

WonderBoxアプリを端末にダウンロードして使います。端末はご自身で用意する必要があります。iPadなどの、大きめタブレットがおすすめです。

メインとなるThink!Think!の他、プログラミング教材、アート教材などで構成されます。毎月配信される教材が違っていて、残念ながら子どもが好きな教材だけ、など選ぶことができません。一応年間カレンダーがあるのでそちらで配信スケジュールを確認すると良いでしょう。

 

<アプリ教材例>

Science(科学) テクロンとひみつのけんきゅうじょ 物理実験 重力に従って落ちていくボールを、風や熱を使って目当ての場所へ移動させる
ミッションハンター 観察・探索
Technology(技術) コードアドベンチャー プログラミング基礎 順次処理、繰り返し、条件分岐が学べる
コードクラフターズ プログラミング応用
Engineering(工学) ガラクタビルダーズ 工作シュミレーション 紙やペットボトルなど、素材を変えて乗り物を作り、どの乗り物が一番早く走れるか競う
Art(芸術) まぜまぜパレット 色彩感覚
そっくり探し 抽象化 「木でできているものを探そう」など
ずっこけびじゅつかん ストーリー製作 連続する絵を描き、オチを考える
うごけ!ぴこっと アニメーション制作 絵を3つ書き、アニメーションにする
Mathematics(数学) シンクシンクプラス 思考力基礎
バベロンプラス 思考力応用 シンクシンク応用
アトラニアス 数理思考/文章題(月4回) 大人も唸る問題
たいせん!ボードゲーム 戦略

赤字のものが、だいたい毎回配信されるイメージです。

Think!Think!↓

プログラミング↓

ピクトアカデミー↓

対戦ボードゲーム↓

 

やりすぎてしまうのではないか、という心配もあるかもしれませんが、集中力や目の健康に配慮する「おやすみ機能」があります。「10分たったら1分休憩」「使えるのは最大60分」など、アプリに時間制限を設けており、保護者の方が自由に時間を設定することができますよ。

キット教材

メインの教材

だいたい2か月単位でテーマがあります。つなげるブロックだったり、ギアだったり、コインだったり、輪ゴムだったりマスキングテープだったり。遊び方が記載された冊子も同梱されているので、それを見ながら進めていきます。

 

我が家はキット教材が届くと一気にやってしまうタイプで、1~2日でひととおり終わってしまいます。すごく楽しくて、もっとやってみたい、という感じです。集中して取り組んでくれます。

そこで終わりではなく、1か月後にまた遊ぶこともあれば、数か月後にまたまたひっぱり出してやることもあるので、「1~2日で終わってしまうなんてもったいない!」と感じたことはないです。

サブのキット教材

はてにゃんのパズルノート、+気軽に取り組めるライトな教材が入っています。

 

(余談)キット教材の収納方法!

キット教材は2か月経てば、もう教材として出てくることはないので「廃棄してOK」ということになっています。ですが、我が家はすべてとっておいています。収納に困るのでは、と思うかもしれませんが、そんなに場所はとっていません。ファイルボックス1つにすべて納まっています!バラバラなピースがある教材はジップロックなどに入れておくのがおすすめです。

 

「ファミサポ」とは

子どもの挑戦履歴は、「ファミリーサポート」という保護者向け情報サイトにて閲覧が可能です。

 

ファミサポでは教材の解答やヒントが掲載されているので、適宜活用すると良いでしょう。

ワンダーボックスの料金

WonderBoxの料金は以下のとおりです。

支払い単位 月額
毎月払い 4,200円/月 (税込み)
6か月一括払い 4,000円/月 (税込み) 200円お得!
12か月一括払い 3,700円/月 (税込み) 500円お得!

※最短2か月から受講OK、中途解約は残月分返金。2022年12月時点。

兄弟で利用することもでき、その場合は追加1人につき1,850円/月(税込み)となります。

 

ワンダーボックスのメリット

実際に2年弱使ってみて感じたWonderBoxのメリットは以下です。

  1. 時間と場所を選ばない
  2. 思考力が身につく
  3. プログラミングの基礎が身につく
  4. 兄弟で使える
  5. キット教材が残るので後からも使える

➀時間と場所を選ばない

WonderBoxでは習い事のようにお教室へ行く必要がないので、やる時間と場所を選びません。我が家では車で遠出するときに、タブレットでやってもらったりしています。「お勉強」というよりは「遊びの延長」に近い感覚でできるので、遊びながら頭も使ってもらう、という感じです。

②思考力が身につく

これはWonderBoxをさせる目的でもありますね。息子はテクロンの秘密研究所(落ちてくるボールを指定のゴールに重力や風、火など物理の力を使って入れるゲーム)が大好きなのですが、永遠にボールを落としていたりします。画面がボールでいっぱいになっているときもあります。「この方法がダメだったら、あの方法はどうだろう?」と自分で考える必要があるのですが、それをやっているときはすごく大人しいです。たくさん考えているのでしょう。

間違えることも経験です。間違えを繰り返して、正解にたどり着く。そのプロセスをたくさん体験できたと思います。

③プログラミングの基礎が身につく

毎月配信されるアプリ教材には、プログラミングの教材が毎回必ず入っています。そのため、別でプログラミングを学ぶ必要がないくらい、たくさん、繰り返し学習します。プログラミングそのものというよりは、「プログラミング的思考」なのですが、順次処理、繰り返し、条件分岐、複数オブジェクトへのプログラミングなどを学ぶことができ後にプログラミングを学ぶ際に大きなアドバンテージとなるでしょう。

最新の教材をみたら私でもわからないくらい難しくなっていました。

④兄弟で使える

先述しましたが、兄弟を追加する場合は半額の月額1,850円で利用できます。兄弟で一緒にワクワクしたり、悩んだりする可愛い姿を見ることができますよ。

⑤キット教材が残る

キット教材は、この先数年使えるのではないかと思っています。小学校中学年くらいまで、長く遊べそうです。思い出したときにやってみたら、また新たな発見があることでしょう。

ワンダーボックスのデメリット

反対に、思いつくデメリットは以下です。

  1. 子どもが遊んでくれる教材に偏りが出る
  2. 故に、親のサポートが多少なりとも必要(苦手なものも少しはやらせたい)
  3. やりたい教材を選べない
  4. 費用が高め

子どもが遊んでくれる教材には、どうしても偏りが出ます。当たり前といえば当たり前なのですが、好き・嫌いが出るのです。WonderBox公式では、すべての教材を同程度やる必要はない、となっていますが、親としては満遍なくやってほしいところ。時々ファミサポをチェックし、やっていない項目がないかを確認しています。我が家は「はてにゃんのパズルノート」が苦手で、手つかずのことが多いです。仕方なく一緒にやるのですが、負担を感じることもあります。

また、アプリでは配信される教材が毎回異なります。選択できないので、あれ、もう一度やりたかった!という場合でも、2度と遊べないことも…。別で切り出してスマホアプリで提供してほしいなと思うことがあります。

最後、費用についてですが、月額4,000円前後と通信教材としてはお高めです。ざっくり、私見ですが、Think!Think!が1,000円、プログラミング教材が1,500円、キット教材が1,000円、その他もろもろで+500円くらいで考えたとしたら、まあ打倒なのかな?というところです。長期で続けるのではなく、ワンダーボックスを短期間で最大限活用する、という手もあるのではないかと思います。そのあたりは他の習い事との兼ね合いを考慮しつつ、取り組めるタイミングを見つけられると良いでしょう。

我が家が一度解約した理由

実際のところ、我が家は3年目の更新を前に残念ながら解約してしまいました。(2023年5月追記:その後再度契約しました。)

理由は大きく2つです。1つは、WonderBoxに割ける時間が少なくなってしまったこと2つ目は十分と感じるまでに遊び尽くしたと感じたから、です。

1つ目の理由ですが、息子も小学校2年生になり、他の習い事や、宿題や勉強に割く時間が増えてきてしまいました。WonderBoxにまでたどり着けないことが多くなってしまったのです。息子の場合、増えに増えた習い事が週6日。加えて宿題でも、漢字が苦手なために毎日追いつくので精一杯。WonderBoxをする時間がどんどん減っていってしまいました。今の利用状況を見ていると、毎月4,000円弱の支払いがもったいなく感じるようになりました。

2つ目ですが、そうはいっても2年間続けてきたため、充分遊び、学べましたし、「そろそろ卒業でもよいのかな」と思ったためです。息子は別でレゴのプログラミングも習っているので、プログラミングはそちらでカバーできます。キット教材もすでに2年分家にあります。

今度はThink!Think!アプリの有料会員に切り替え、そちらで継続しようと思っています。ワンダーファイ社が提供するアプリもどんどん増えているようで、そちらもチェックしてみたいと思っています…!

ワンダーボックスの解約方法

解約は1分ほどで完了しました。電話ではなく、ネットで完結します!電話苦手なので嬉しいです。

「会員ページ」の「契約情報」から入って、数回クリックするだけで完了でした。

ワンダーボックスを2年間続けてみた感想

最後に続けてきた感想となりますが、私の意見としては「やらせてきてとても良かった!」の一言です。勉強のボリュームもさほど多くない低学年の時期に、勉強の土台となる思考力、想像力を養うことができたと思います。「こうしたらどうかな」「ああしたらどうなるかな」というワクワク感。答えに辿りつくまでの忍耐力。単に学校の勉強だけでは測れない力を身につけることができているといいな、と思います。これからの勉強にも絶対にプラスになる力と信じています。

特にキット教材は一緒に作業することが多かったのですが、子どもたちは毎回目を輝かせていました。「あ、わかった!」と思ったときの、あの感動した顔。教材を通して、子どもたちとのたくさんの思い出もできました。

学び考えることの楽しさはこれから先も残るのではないかと思っています。

まとめ

まとめると、年中、年長、小学1年生くらいの子どもにおすすめの教材なのかな、と思います。この時期は平仮名が書けるより、計算ができるより断然こっち!という気がします。また、この年代であればある程度取り組める時間が確保できるので良いと思います。習い事へ行くよりは安いですしね…!

ワンダーボックスは無料で教材が試せます!気になった方はぜひ資料請求してみてくださいね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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